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昔に比べれば、男性の産休や育休の取得率は年々上昇しています。とはいえ、実際には取得に苦労したり、休暇を認められても在宅ワーク同然になってしまうケースも少なくありません。今回は、私のお客様のエピソードをご紹介します。

産後への不安

私は国際結婚をしており、夫は海外出身。遠方に住む私の両親は飲食店を経営していて忙しく、里帰り出産はできません。

夫の両親も海外に住んでおり、引っ越したばかりで周りに知り合いもおらず、産後に私を支えてくれるのは夫だけでした。

夫の休暇申請

夫は会社に産休・育休を申請しましたが、「君が出産するわけじゃないし、育児だって退勤後に手伝えば良いだろ。出勤するように」と上司。

すると夫は待っていましたと言わんばかりに資料を配り、「そうおっしゃると想定していましたので、数値化した資料をご覧ください」とプレゼンを始めました。

華麗なるプレゼン

夫はまず「育休を取得した場合としなかった場合の離婚率の変化」を説明。上司が「これは海外のデータじゃないか! 日本のデータ持ってこいよ」と指摘すると「日本には十分なデータが取れるほどの実績がないんです」と冷静に返答。

続けて車通勤をしている夫は「睡眠時間が2時間しか取れない場合の居眠り運転リスク」を提示。すると上司は「2時間睡眠とは限らないだろ!」と反論。それに対し夫は「そうおっしゃるかと思いまして、3、4、5時間睡眠時の居眠り運転のリスク及び仕事への貢献度も資料にしております」と資料を見せながら解説。

さらに「育休を取らなかった場合の産後うつの割合や、更年期への影響」まで数値で示します。上司が口を開く前に「念のため、産後うつや更年期は女性だけでなく男性にもあります」と加えました。

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