今回は、友人の娘、麻衣菜さん(仮名)から聞いた結婚当初のエピソードをご紹介します。義実家には、それが当たり前だと信じられている細かな決まりが数多くあり、訪れるたびに戸惑うことばかりだったそうです。そんなとき、思わぬ助け舟が……!?
義実家には細かな「決まり」があった
結婚して間もない頃、義実家へ行くたびに緊張していました。「食器はこの順番で洗って」「洗濯物はその干し方じゃダメ」「味噌汁は右側に置くものだから」義母は当たり前のように言います。でも、そのどれも私が育った家では聞いたことのないものばかりでした。
少しでも違うやり方をすると、「そんなことも知らないの?」とため息交じりに言われます。「うちではこれが常識だから」その言葉を聞くたびに、自分が何もできない人間のように思えてしまい、私は反論することもできませんでした。
我慢するほど苦しく
夫は隣で話を聞いていても、特に口を挟みませんでした。だから私は、「私が合わせれば済む話なんだ」と自分に言い聞かせていました。義実家へ行く前日は、「今日は何を注意されるのだろう」と考えてしまい、自然と足取りも重くなります。
義母に悪気はないのかもしれません。でも、「常識」という言葉で繰り返し指摘されるたび、自分の育ってきた家庭まで否定されているようで、胸の奥がじわじわ痛くなっていました。
