今回は、友人の娘・麻衣さん(仮名)から聞いた出来事をご紹介します。一人暮らしを始めたばかりのマンションで、向かいの住人がなぜか自分の予定を何でも知っていることに違和感を覚えたそうです。最初は偶然だと思って受け流していたものの、その違和感は少しずつ大きくなり……
「なんで知っているの?」という小さな違和感
就職してから、一人暮らしをするためマンションへ引っ越しました。向かいには感じの良い女性が住んでいて、廊下で会えば軽くあいさつを交わす程度の関係でした。
ところが、顔を合わせるたびに不思議なことを言われるのです。「昨日は帰り遅かったね」「明日は出張なんでしょ?」
どちらも私が話した覚えのない予定でした。「たまたまかな」と思い、その場では笑って流していました。けれど、心のどこかに小さな引っかかりだけは残っていました。
増えていく“知りすぎ”発言
それからというもの、不思議な発言は続きました。「ご両親、先週来てたよね」「今日は宅配便が届く日でしょう?」あまりにも細かいことまで知っていて、だんだん笑えなくなってきました。
生活を見られているような感覚が消えず、帰宅してもどこか落ち着きません。そんなある日、郵便受けを開けようとすると、ダイヤル式のポストが少しだけ浮いているように見えました。
気のせいかもしれない……そう思いながらも嫌な予感がして、管理会社へ相談することにしたのです。
