専業主婦をしている私の友人・友梨さん(仮名)は、子どもたちの長い夏休みをどう過ごすか、毎年頭を悩ませているそうです。「夏休みって大変」と愚痴をこぼす友梨さんに、夫はまったく共感してくれません。ところが、夫が在宅勤務になったある日……?
仕事部屋から出てきて……
すると仕事部屋から、夫が勢いよく出てきました。「お前たち、うるさ〜い!! いつもこんな感じなのか!?」あまりの勢いに、子どもたちも一瞬静まります。私は思わず苦笑いしながら、「……これが毎日だよ」と力なく答えました。
すると夫は絶句。部屋の中を見回しながら、「これを毎日相手してたのか……」とつぶやいたのです。実際には、私は子どもたちの相手をしながら、ご飯を作って他の家事もこなしています。夫はたった半日家にいただけですが、夏休みの大変さは十分伝わったようでした。
それから少し変わったこと
それ以来、夫は「夏休み大丈夫?」と気にかけてくれるようになりました。休みの日には、「今日は俺が子どもたちを連れて遊びに行ってくるよ」と、自分から動いてくれることも増えています。
毎日そばで過ごしているからこその大変さは、実際に経験してみないとなかなか伝わらないものなのかもしれません。あの日をきっかけに、夫が私の苦労を少し理解してくれたことが、とても嬉しかった出来事です。
【体験者:30代・専業主婦、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。
