これは友人から聞いた話です。遠距離恋愛を経て結婚した友人。新婚生活は幸せいっぱい……のはずでした。しかし、暮らし始めると見えてきたのは……友人が意を決して選んだ行動が、夫婦関係を大きく変えることになりました。
そこで私は、「出張のお土産を渡したいので」と、出張から帰る日に義母を家に招くことにしました。
義母が知った、本当の理由
帰宅当日、義母とほぼ同時に家へ入ると、シンクには山積みの食器、放置されたゴミ、散らかったリビング。夫は真っ青になり、「時間がなくて……」と言いかけた瞬間、私ははっきりと伝えました。
「私は正社員として働いています。家計も一緒に支えています。それでも家事はほとんど私です。お義母さんは孫の話をされますが、この状態では私の負担が大きすぎて、とても子どもを産みたいとは思えないんです」と。
義母は部屋を見回し、息子を見つめたまま言葉を失いました。そしてしばらく沈黙した後、「ごめんね。まだ孫をつくらない本当の理由はこの子だったのね。私が息子を育て直します」と一言。
それ以来、義母から「孫はまだ?」と聞かれることはなくなり、今ではいちばんの心強い味方になってくれています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。
