今回は、従妹の由香さん(仮名)から聞いた出来事をご紹介します。猛暑の日に「少しの間だけ」と引き受けた子どもの預かりが、思いもよらないかたちで広がってしまい……!? 人との距離感について考えさせられたお話です。
「30分だけ」のはずだった
去年の7月、とにかく暑い日でした。私の子どもと近所の子が公園で遊ぶ約束をしていましたが、この暑さでは危ないと思い、「今日はうちで遊ばせようか」という話になり、その子はママと一緒にうちにくることに。
子どもたちが楽しそうに遊び始めた頃、ママ友が「飲み物だけ買ってくるね。30分くらいで戻るから」と出かけていきました。私は深く考えず、「大丈夫だよ」と笑顔で送り出しました。30分くらいなら、何も問題ないと思っていたからです。
待ち続ける子どもの姿
ところが、30分たっても戻りません。1時間たっても連絡はなく、電話をかけてもつながらない状態でした。その間、子どもは何度も玄関まで行って、「ママまだかな」と外をのぞいていました。私は「もうすぐ帰ってくるよ」と声をかけながらも、内心は少しずつ不安になっていました。
ようやく帰ってきたのは、それから3時間以上たった頃です。「エアコンが気持ちよくて、そのままショッピングモールを見てた」そう笑顔で話す姿を見て、私は何と言えばいいのか分かりませんでした。
善意が当たり前に
その日は空気を悪くしたくなくて、「次はちょっと困るかな」とだけ伝えました。すると数日後、別のママ友から思いがけないことを言われたのです。
