技術系のオフィスで事務職として働く私の先輩。備品管理を任されている彼女ですが、男性上司がマニュアルを無視した使い方で精密機器の故障を連発させ、困り果てていました。そんな彼女のある日のお話です。
プロが放ったデータに基づく一喝
「いえ、機械が拗ねているのではありません。残されたログデータを見る限り、規定外の負荷を意図的にかけ続けた『初歩的な人為的ミス』が原因です」
彼女は冷徹な声で、オフィス全体に響き渡るように淡々と言い放ちました。「この無理な使い方は、機械の基礎知識が少しでもあれば、普通は絶対にやりませんよ?」
プロの女性から、専門知識のなさとルール違反を完璧なデータと共に突きつけられた上司は、一瞬で顔面蒼白。周囲の視線を浴びて耳まで真っ赤にし、しどろもどろになって自分の席へ逃げ帰っていきました。
それ以来、上司は私に対して一切の偏見発言をしなくなり、大人しくマニュアルを熟読して備品を丁寧に扱うようになりました。プロの忖度ない一言のおかげで、オフィスに本当の平和が戻り、心底すっきりしています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務経験を持つ。育休をきっかけに、女性のワークライフバランスに問題意識を持ち、ライター活動を開始。育児、ライフスタイル、スポーツなどが得意テーマ。
