美容師として働く私の知人・坂口さん(仮名)。常連さんから、予約当日に「体調不良で……」とキャンセルの連絡が入ったそうです。次の来店日まで心配していた坂口さんですが、なんと前回の体調不良は嘘だったと言われ……!?
店長の対応で救われた
店長は杉崎さんに向かって明るく、「元気でしたらよかったです〜!」と声をかけました。そして続けて「実は次のご予約をいただくまでの間、坂口がと〜っても心配していたんですよ」と、笑顔のままさらりと言ったのです。
その瞬間、杉崎さんの表情が少し変わりました。「えっ、そうだったの?」そう言ったあと、気まずそうに笑いながら「ごめんね〜……」と謝ってくれました。店長は杉崎さんを責めるような言い方はしていません。ただ、「心配していた」という事実をさりげなく伝えてくれたのです。
そのおかげで、私が感じていたモヤモヤも自然な形で伝わったような気がしました。謝る杉崎さんの様子を見ながら、言いたいことを角を立てずに伝える店長の対応はすごいなと感じた出来事です。
【体験者:20代・女性美容師、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。
