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これはママ友の綾さん(仮名)のエピソードです。綾さんの夫は仕事から帰ると、職場や上司への不満をよく口にしていました。共働きで家事や育児に追われる毎日。それでも綾さんは夫の話を聞いていました。しかし自分の悩みを話そうとすると「お前の悩みって小さいよね」と言われてしまい……

最初のうちは気にもしていない様子の夫。しかし、仕事で大きなトラブルを抱えた頃から様子が変わり始めました。帰宅しても「大変だったね」と声をかけられることもなく、何気ない雑談もありません。夫は少しずつ、私がどれだけ自分の話を受け止めていたのかを実感していったようでした。

失って気づいた支えの存在

そんな生活が1か月ほど続いたある日、夫の方から話しかけてきました。「俺はずっと、お前が話を聞いてくれることを当たり前だと思ってた」そして夫は「お前の話もいつもちゃんと聞いてなくてごめん」と続けたのです。

私は初めて、自分がずっと飲み込んできた気持ちを夫に伝えました。夫は黙ってその話を聞き、最後に「これからは俺もちゃんと話聞くから」と言ってくれました。

悩みに大きいも小さいもありません。誰かに話を聞いてもらえることの大切さに気づいてくれたようです。あの日以来、以前よりもお互いの話に耳を傾ける時間が増えました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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