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私の友人・由梨さん(仮名)は第一子を出産後、初めての育児で慌ただしい日々を送っていました。夫が育休を取得してくれてホッとしたものの、「走ってくる!」「ジム行っていい?」とまるで休みを満喫するかのような様子にモヤモヤしていた由梨さんでしたが……!?

遊びに来た義母

そんなある日、義母がわが家に遊びに来てくれたときのこと。夫がいつものように、「じゃあ、ちょっとジム行ってくるわ〜」と言います。すると義母は「え?」と固まりました。そして次の瞬間……

「あんた、赤ちゃんのお世話をするための休みでしょ? あんたの夏休みじゃないのよ!」と、ピシャリ。夫も思わず、「いや、でも別に少しくらい……」と反論しかけます。

すると義母はさらに、「育休ってね、『仕事を休んで育児をする』って意味なの!」「好きなことをする期間じゃないの!」と続けました。

その勢いに、夫は完全に押され気味。私は隣で思わず頷いてしまいました。

夫がようやく気づいたこと

さらに義母は、「由梨さんには同じような自由時間はないでしょ!?」とひと言。その言葉を聞いて、夫もようやくハッとしたようでした。「そう言われると、たしかに……」と反省した様子だったのを覚えています。

それ以降、夫は自分からおむつ替えや寝かしつけを引き受けてくれるようになりました。「少し休んできなよ」と声をかけてくれることも増えています。

今思うと、『育休』の意味を一番理解していなかったのは、取得した夫本人だったのかもしれません。義母のひと言が、我が家にとって大きな転機となった出来事でした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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