私の友人のエピソードです。「親も孫の顔をたくさん見たいだろうし」と頻繁に自分の実家へ帰省したがる友人の夫。夫にとってはくつろげる場所でも、妻である友人にとっては気を遣う“アウェイ”な場所でした。そこで友人は……
私からの「ある提案」
「ねぇ、今度からホームの人が全部やる制度にしない?」「え、どういうこと?」と、夫はキョトンとした表情。「つまり義実家に行ったら、ホームであるあなたが主体的に動くってこと。私はお客様気分で過ごしてみたい!」
すると、その提案を知った義両親も、「そうよね。こんな時くらいゆっくりしなさいよ〜」と歓迎してくれました。こうして私は、義実家で“お客様のようなポジション”を確立することに成功したのです。
はっきり伝えることの大切さ
帰省からの帰りの車の中で、夫がぽつりとつぶやきました。「めちゃくちゃ疲れた……」その瞬間、私は思わず大爆笑。「私、毎回こんな感じだったんだよ〜」そう言うと、夫も気まずそうに笑いながら、「俺、ずっと実家だから楽してたんだな」と反省。
それ以来、月に1〜2回だった帰省は2〜3か月に1回のペースに。帰省の頻度が減ったことで、私は週末のおひとりさま時間もとれるようになりました。
夫婦は同じ場所にいても、見えている景色が違うことがあります。だからこそ、その違いを言葉にして伝えてみると、相手も初めて気づけることがあるのかもしれません。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。
