結婚直後、義母から「赤の他人と楽しく暮らせるわけがない」と冷酷に突き放された私の母のお話です。しかし歳月が流れ、足腰の弱った義母が涙ながらに放った「身勝手な一言」をきっかけに、形勢は一気に大逆転……!
足腰が弱った義母からの都合の良すぎる懇願
それから30年が経ち、義母も80代になって足腰が弱り、1人で動くのが難しくなってきました。するとある日、義母は私の手を握り、涙ながらにこう頼んできたのです。
「これからは本当の家族なんだから、あなたが私の面倒を看てちょうだい。つきっきりで介護してほしいの」 自分の都合が良いときだけ「家族」を持ち出す義母に、ついに静かに復讐する瞬間が訪れます。
私が出した答えは
私は声を荒らげることもなく、穏やかな笑顔で、静かにこう伝えました。 「お義母さん、昔教えてくださいましたよね。赤の他人と一緒に住んで、楽しく暮らせるわけがないって。私はそのお言葉通り、30年間『丁寧な他人』として義務を果たしてきました。ですから、今さら『本当の家族』のフリをして介護はできません。それはお義母さんの教えに反しますから」
義母は、自分の過去の冷酷さを思い知り絶句。周囲も納得の上、私は速やかに外部の介護サービスを手配しました。
最後まで礼儀を尽した「大人の対応」で、義母の身勝手なマイルールを綺麗に断ったのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務経験を持つ。育休をきっかけに、女性のワークライフバランスに問題意識を持ち、ライター活動を開始。育児、ライフスタイル、スポーツなどが得意テーマ。
