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男性育休を相談した私の会社の同僚に、部長が放った“昔すぎる一言”。しかし、その場にいた女性社員たちがまさかの総ツッコミを開始します。そんな職場の空気が、少しずつ変わっていくきっかけとなったエピソードです。

「男が1か月も育休?」という反応

同僚の山本さん(仮名・30代男性)は「産後1か月は夫婦で協力したい」と考え、会社に育休を相談しました。制度上は男性の育休も可能ですが、実際に長期取得した男性社員はほとんどいなかったようです。

そんな中、部長に相談すると、「え? 奥さんいるんでしょ?」「男が1か月も育休?」と苦笑い。かなり昔ながらの価値観全開の反応でした。

部長の“問題発言”

さらに部長は、「育休なんて取ったら、1か月ずっと奥さんと子どもと向き合わなきゃいけないんだよ? しんどいよ〜」と発言。そして最後には、「休まず仕事してるほうが、むしろリフレッシュになるって!」と笑ったのです。

その瞬間、近くで聞いていた事務担当の女性社員たちがざわつき始めました。「え、母親は24時間休みなしなんですけど?」「ちゃんと向き合おうとしてる良い旦那さんってことですよね?」普段穏やかな女性陣の反撃に、その場の空気が一気に変わりました。

女性社員たちの総ツッコミ

さらに別の女性社員が、「部長、お子さんが赤ちゃんの時、夜中のミルクとかオムツ替えしたことあります?」と核心を突く一言。それまで強気だった部長も、「いや、俺の時代はそうだったって話で……」と急にトーンダウン。完全にたじたじ状態。

山本さんは、「まさか周りがここまで言ってくれると思わなかった」と驚いたそうです。“育児は母親がやるもの”という空気に、違和感を持っている人は意外と多いのかもしれません。

少しずつ変わる職場の空気

その後、人事との面談では「ぜひ取得してください」とかなり前向きな反応。部長もやんわり注意を受けたらしく、後日「まあ最近はそういう時代だよな」と急に理解ある上司風になっていたそう。

昔ながらの価値観はまだ根強いですが、“父親も当たり前に育児をする”という考え方は確実に広がっているのだと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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