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人によって価値観は違う。それはわかっていても、そのズレが大すぎると思わぬトラブルへと発展することも。今回は私の職場で実際に起きた、ちょっと「こじらせ気質」の同僚と派遣社員の間のトラブルをご紹介します。

不安のあった引き継ぎ

これは私の職場で実際に起きたトラブルです。私が産休中、派遣社員の梅川さん(仮名)が来てくれることになり、1週間ほどで引き継ぎをしました。梅川さんは人当たりがよく、仕事の引き継ぎもとてもスムーズでした。

ただ、私が一つ気がかりだったのが、職場でも有名なこじらせ気質の社員・白井さん(仮名)の存在です。白井さんは「人に何かしてあげた分、見返りを求める」タイプの人で、以前も隣の係にヘルプで入った時、翌日に「昨日は自分が手伝ったんだから」と仕事を押し付けて帰ってしまい、周囲を困らせたことがありました。

順調に見えたふたり

しばらくした頃、SNSを見ると、梅川さんと白井さんがカフェや食事に出かけている投稿を目にするようになりました。プライベートでも仲良くしているようで、少しホッとしていました。

ところが、そんな投稿がある日ぱったりと止まります。嫌な予感がしていた矢先、白井さんから私に連絡が入りました。

白井さんの言い分

「梅川さんにすごく親切にしてあげたのに、すごく非常識だし、もう話もしたくない」詳しく聞くと、「毎回車を出してあげていたのにお礼もなく、最近は職場で仲間外れにされている」とのことでした。

ただ、私には梅川さんが非常識な人には思えず、梅川さんにもそれとなく連絡を取ることにしました。

明らかになった事実

すると、「別の人に食事に誘われて参加したら、その後急に白井さんに無視され始めた」というのです。さらに、車を出してもらっていたお礼として、食事代は毎回梅川さんが出していたとのことでした。

どうやら白井さんは、梅川さんが自分より職場の人と仲良くすることが許せなかったようです。親切にしてあげているからには、相手も自分の思い通りになってほしいという少しこじらせた思いもあったのかもしれません。

「親切」は見返りを求めないからこそ「親切」なのでは……と、心の中で突っ込まずにはいられない出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

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