“自分が一番大変”なママ友
3人の子どもを育てている専業主婦のママ友・ゆうちゃん(仮名・30代女性)。彼女はいつも「自分が一番大変」というスタンス。もちろん3人育児が大変なのは間違いありません。ただ、なぜか「2人育てて共働き」の私の生活を、“自分よりラクなもの”として見ている節がありました。
軽く見られていたモヤモヤ
会うたびに「2人ならラクだよね」「仕事してると気分転換になるでしょ」「外に出られるだけま羨ましいな」など、こちらの生活を軽く見るような発言があり、正直少しモヤモヤ。
私は仕事をしながら家事や育児を回し、さらに夜な夜な副業をしたり、その副業関連でブログ運営もしていました。好きでやっていることではありますが、毎日余裕があるわけではなく、時間をやりくりしながら何とか回していたのです。
張り合わずにいたけれど
とはいえ、自分から「私だって大変」と張り合うのも違う気がして、毎回軽く流していました。
そんなある日、共通の友人がゆうちゃんに、私のことを「仕事もして大変なのに、副業もして家計にも貢献して、自分の人生もちゃんと大切にしていてすごいよね。1人育てながら仕事するだけで本当に大変なのに」と話してくれたそうです。
私はその場にいなかったのですが、その言葉がゆうちゃんにかなり響いたようでした。
見えていなかった大変さ
すると後日、ゆうちゃんから「今までごめん」と言われました。どうやら、私のことを“仕事して自由があっていいな”と思っていたけれど、実際には見えていない努力や苦労、大変さがたくさんあったのだと、初めて気づいたようでした。その言葉を聞いて、私も救われた気持ちになりました。
子育ての大変さは、子どもの人数や働き方だけでは測れません。どちらが大変かではなく、お互いに「頑張ってるよね」と励まし合える関係のほうが有意義だと感じた出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2022年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

