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人を肩書きや会社の規模で判断する人っていますよね。本人はさりげないつもりでも、周囲から見ると“値踏み”は案外しっかり伝わっているものです。今回は、筆者が体験した、同僚の謎マウントが思わぬ形で終わったエピソードです。

前職プライドが強い人

私が転職後の会社で出会った木本さん(仮名・50代男性)も中途入社で、前職はそこそこ大きい会社だったそう。とにかくその前職へのプライドが高い人でした。会話のたびに「前の会社では〜」「うちの前職では普通だった」と話を持っていくタイプ。

特に自分の前職の「資本金3億円」という数字をやたら誇らしげに話します。なぜかそれを自分の“格”の証明のようにしていて、周囲も少し扱いづらいと感じていたのです。

人の経歴を値踏み

木本さんはさらに、出身大学や社歴など、人の経歴を聞いては値踏みするようなところもありました。「どこの大学?」「前職は何人規模?」「資本金は?」と、初対面でも踏み込んだことを平気で聞きます。

悪い人ではないのですが、言葉の端々に「自分が上」という空気が滲み、地味にしんどいタイプ。悪意がない分、注意もしづらく皆なんとなく流していました。

検索したら空気が変わった

ある日、私も「前職ってどんな会社?」と聞かれました。「会社の規模は資本金を見ればだいたいわかるよ」と得意げ。その流れで私の前職について検索することに。

木本さんはおそらく小さい会社だろうと思っていたようで、答える前から少し勝ち誇ったような顔をしていました。ところが、表示された会社情報には「資本金1500億円」の文字。

静かに終わったマウント

私が「1500億って書いてあります」と見せると、木本さんは固まって絶句。そして「へえ……そうなんだね」とだけ言って、それ以上は何も言わなくなり、それ以降、みんなにしていた謎の“資本金マウント”はぴたりとなくなりました。

周りも「強いカードで黙らせてくれて助かった」と、やはり木本さんの態度に困っていたよう。人を肩書きや会社の規模で判断していると、思わぬところで自分が恥をかくこともあるのだと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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