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私の友人・若菜さん(仮名)は、結婚してから毎日の夕飯作りを担当していました。夫の帰宅が遅いため、料理を盛り付けてラップをかけた状態にし、先に寝ていた若菜さん。ところが夫は「出来立てで迎えてほしい」と言うのです。ムッとしつつも言い返せずにいると、その言葉を聞いた義母の一言で夫は沈黙……!?

仕事と夕飯づくりの毎日

私は結婚してから、毎日の夕飯作りを担当していました。フルタイムで働く共働きですが、夫は仕事の都合で帰宅が遅くなる日も多く、0時近くになることも珍しくありません。

そんな日は、帰ってきてすぐ食べられるようにおかずをお皿に盛ってラップをかけておきます。温めるだけで食べられる状態にしておくのが、私なりの気遣いでした。私は翌朝早い時間に出勤するので、夫の帰宅より先に寝てしまうことが多かったのです。

夫のひとことに感じたこと

ある日、夫婦で義実家を訪れたときのことです。義母がにこやかに「新婚生活どう〜?」と聞いてくれました。その流れで、夫が少し笑いながらこう言ったのです。「帰ってきたら若菜が先に寝てることあってさ〜」「ご飯自分であたためるけど、出来立ての状態で迎えてくれたら元気出るのに」

冗談っぽい口調ではありましたが、その言葉に私は内心ムッとしてしまいました。(こっちはそれなりに考えて、工夫して準備してるのに……)でも義母の前で言い返すこともできず、そのまま黙ってしまいました。

義母が言ってくれたこと

すると、そのやり取りを聞いていた義母が、すぐに口を開きました。「え? あったかいご飯で迎えられたいのは、若菜さんも一緒でしょ〜?」さらに義母は続けます。「あなた、ご飯作って若菜さんを迎えることあるの?」

夫は言葉に詰まり、「いや……それは……」と苦笑い。すると義母は少し呆れたように笑いながら、「自分がして欲しいことは、まず自分が先に相手にしてあげなきゃダメよ」と。その言葉で、夫は完全に黙ってしまいました。

少しずつ変わったこと

その場の空気は一気に変わり、私は思わず心の中で大きく頷いていました。(それ、それが言いたかった……!)自分では強く言い返すことができませんでしたが、義母が代わりに伝えてくれたことで、気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。

それ以来、料理をしなかった夫が、少しずつ作ってくれる日が出てきました。あの日の義母のひとことが、新婚生活の雰囲気をより良く変えてくれた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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