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友人ちかちゃん(仮名・30代女性)の実体験です。共働きなのに家事育児はほぼワンオペ。忙しく動き回る妻を見ても、夫はどこか他人事のようでした。そんなある朝、思わずモヤっとする一言を言われた瞬間、思いがけず助け舟を出してくれたのは……

止まれない毎日

子どもが2人いる我が家は共働きですが、家事や育児はほぼ私が回しています。仕事から帰宅したあとも、夕飯を作りながら子どもの宿題をみたり、お風呂掃除をしたりと慌ただしい時間が続きます。子どもたちを寝かしつけた後も、洗濯や片づけが残っています。土曜日も習い事の送迎などで一日中バタバタ。

そんな私を横目に、夫はソファーでスマホを見ながら「ママはほんと忙しくしてるのが好きだよね」「少しはゆっくり過ごしたら?」と笑うことがよくありました。

モヤっとした朝

もちろん私だってゆっくりしたい。でも私が止まったら家が回らないし、夫が積極的に手伝ってくれるわけでもありません。

ある朝、前日の雨でできなかった洗濯を早くから回していると、起きてきた夫が「もう洗濯してるの? その音で起きちゃったよ。俺の朝ごはんは?」一瞬、胸の奥にモヤっとした気持ちが広がりました。

子どもたちの一言

そのとき、長女が夫に向かって言いました。「洗濯してもらってるのに『起きちゃったよ』はひどくない? パパ何もしないじゃん」すると次女も続きます。「パパ! ママ忙しいんだから自分で朝ごはんやりなさい。大人でしょ!」

思いもよらない方向からの言葉に、夫は驚いた顔をして「……はい。ごめんなさい」とぽつり。そして自分で朝ごはんを作り始めました。

見てくれていた人

子どもたちが私の頑張りをちゃんと見ていてくれたことが嬉しくて、思わず泣きそうになりました。あの瞬間、胸の中のモヤモヤがすっと晴れた気がしました。

その後、日曜の朝の洗濯は夫の担当になりました。子どもたちも「ママ良かったね」と一緒に喜んでくれます。

大変な毎日ではありますが、あの朝の出来事は、今でも私の心を少し軽くしてくれます。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2021年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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