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子育てをしていると、上の世代からの「性別による価値観」の押し付けにモヤモヤすることってありませんか。義父に対して言い返せずにいた私を救ってくれた、義姉の痛快すぎる「一言」とは? 今回は、私が親戚の集まりで体験したエピソードをご紹介します。

「男の子ならスポーツを」昭和の価値観を持つ義父

私の5歳になる息子は、音楽が大好きです。ある日、息子が自分から「ピアノを習いたい!」と言い出したため、音楽教室へ通わせることにしました。息子は毎日楽しくレッスンに通い、家でも嬉しそうに鍵盤を叩いています。

しかし、そのことを良く思っていないのが、昭和の価値観を強く持つ義父でした。義父は「男の子なら外で泥だらけになって遊ぶべきだ」という考えの持ち主で、息子がピアノを習うことにずっと難色を示し、会うたびにチクリと小言を言われていました。

親戚の集まりで突然始まった「かわいそう」

ある日、親戚一同が義実家に集まったときのことです。みんなで和やかに談笑していると、義父が突然、親戚たちの前で大きな声で私に説教を始めました。「男の子なのにピアノなんて習わせて、本当にこの子がかわいそうだ。男なら、もっと男らしくスポーツをやらせろ!」

大勢の前で一方的に私の教育方針を否定され、私は言葉に詰まってしまいました。反論してせっかくの場の空気を悪くするわけにもいかず、困り果ててうつむいていたその時でした。

義姉のド正論と恥ずかしい暴露

横で黙って話を聞いていた義姉が、ピシャリと口を開いたのです。「お父さん、それいつの時代の話? 恥ずかしいからやめてよ」

驚く義父をよそに、義姉の追及は止まりません。「それに、自分が昔スポーツさせてもらえなかったからって、そのコンプレックスを孫に押し付けないの!」

実は義父は、運動音痴で昔スポーツを挫折した過去があったのです。私は初めて知る義父の過去に驚きつつも、義姉の鋭すぎるツッコミに心の中で大きな拍手を送りました。

萎縮しおとなしくなった義父

実の娘から痛いところを突かれた義父は、顔を真っ赤にして黙り込んでしまいました。さっきまでの威勢はすっかり消え去り、親戚たちの間にもクスッとした笑いが漏れて、義父はすっかり小さくなっていました。

ピンチの場面で最高の味方になり、私が言えなかったド正論を突きつけてくれた義姉には感謝の気持ちでいっぱいです。それ以来、義父が息子の習い事に口を出し、勝手な価値観を押し付けてくることは二度となくなりました。息子の「好き」を無事に守ることができ、心からホッとした出来事です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。

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