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小学校で教師をしている友人から聞いた、今どきの子どもたちのリアルな姿。無邪気さよりも、空気を読む力が先に育っている現実がありました。教室には、すでに大人社会の縮図のような環境が存在しています。

教師になって初めて見えたもの

私は教師になってから、現代の子どもたちの判断力や空気を読む力に、日々衝撃を受けています。言葉遣いなどのマナーだけでなく、場の流れを読む速さや自分の立ち位置を把握する感覚が、大人とほとんど変わらないのです。

子ども社会の変化

ある年小学2年生の担任になり、日常のやり取りを通して、子ども同士の人間関係が自分の子ども時代とはまるで違うと感じるようになりました。

衝突して泣いて、翌日にはもう忘れて一緒に遊ぶというような無邪気さよりも、最初から波風を立てない立ち回りが選ばれる場面が目立つようになったのです。

合理的すぎる選択

ある日女子生徒から「かなちゃんのお誕生日会に誘われて……」と相談を受けました。気が進まないなら断ってもいい、と伝えようとしたその瞬間、「でも一応行っといたほうが、後が面倒じゃないから行くか……」という答えが返ってきました。

損得と今後の人間関係を天秤にかけたような判断に、私は思わず言葉を失いました。

小学生の悩みとは思えない現実

さらに5年生の生徒からは、「グループLINEで既読をつけるタイミングが分からない」と真剣な顔で相談されたこともありました。既読をつけるのが早すぎれば必死だと思われ、遅すぎれば感じが悪いということを気にしているようでした。

反応が周りと違えば気まずい。その微妙なバランスについて小学生が日常的に考えている事実に、私は強い衝撃を受けたのです。

早すぎる適応

ネットを通して昔より世界は広がっているはずなのに、生き方はむしろ窮屈になっているように感じます。今の子どもたちは決して純粋さを失ったわけではありません。ただ、社会に適応するスピードが異常に早いだけ。

30年前とはまったく違う「子どもの社会性」が、すでに教室の中に存在しているのです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Ryoko.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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