迷信を大切にするママ友
私のママ友、原田さん(仮名・30代女性)は、スピリチュアルとまではいかないものの、迷信的な考えをわりと重視する人でした。占いやジンクスを信じること自体は自由ですが、会話の端々にそれが顔を出すタイプで、私は少し独特だなと感じつつも、見守るスタンスでいました。
雨女というレッテル
ある年、園の行事や親子での集まりがなぜか続けて雨になったことがありました。すると原田さんは「はなえさんがいるといっつも雨だよね~。雨女なんじゃない? 困る~」と笑いながら一言。
百歩譲って「雨女」が実際に存在するとしても、毎回同じメンバーで動いているのだから自分だけのせいではないはず、と思いつつも、その場は空気を壊さないよう軽く笑って流しました。
血液型で人を判断する違和感
また別の日。みんなでのランチ帰りに、偶然会った他のママと立ち話をして別れた直後。原田さんが「あの人AB型だからちょっと苦手なんだよね。AB型の人って気が遣えない人が多いじゃない?」とさらり。さらに「でもA型も考えすぎたり細かすぎて嫌なんだよね」と続けます。
私は「血液型と性格って関係あるんですかね~」とやんわり返しましたが、内心では大胆な偏見に少し呆れていました。
チョコミントは罪じゃない
さらに別の日、コンビニでアイスを買ったときのこと。私がチョコミント味を選ぶと、「えっ、それ!? チョコミント選ぶ人ってクセ強くて変わってる人多いよね~」と笑われました。
迷信を信じるのは自由。ただ、それを理由に人を評価したりラベリングしたりするのは違う。そう感じてからは、原田さんの言葉を真正面から受け止めすぎない距離感を意識するようになりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2022年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:Ryoko.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

