義母からの突然のお願い
私の義妹は薬剤師の国家試験に不合格となり、「1年バイトしながら再挑戦する」といって実家を出たまま戻ってきませんでした。翌年も結果は不合格。
義実家では心配する声があがり、義母から「私たちが口を出すと、あの子すごく嫌がるの。〇〇ちゃん(私)お願い。あなたが様子を探ってきてくれない?」と懇願されたのです。
発覚したヒモDV彼氏との同棲
義妹と会って話をするうちに、実は彼氏と同棲していることが判明! 彼は定職に就かず、生活費はほぼ義妹持ち……。
家事はしないくせに口出しは多く、「俺を一番に優先しろ」というかまってちゃん。義妹のバイト代が入ると彼のゲーム課金や飲み代に消えるそうで、話を聞けば聞くほど、いわゆる「ヒモDV彼氏」でした。
同棲解消へ向けた作戦会議
「このままでは義妹が危ない」そう思った私は、キャリアコーチになるために学んでいたコーチング(問いかけと傾聴を通して、思考整理や行動を促す手法)をフル活用して「義妹の本心」を探ることに。
すると、「……今のままじゃ私自身がダメになるよね……」と義妹自ら彼との別れを決意! そこからは二人で同棲解消作戦を立てました。荷物を少しずつ実家に運び、別れ話は第三者がいるタイミングで話すなど入念な打ち合わせを行い、あとは実行日を待つのみ。
義実家での「私の立ち位置」が変わった日
案の定、「絶対に別れない!」「俺を捨てる気なのか?」「出ていくなら荷物は全部置いていけ」など揉める場面もありましたが、最終的には私の鬼の一喝も功を奏して、義妹の奪還は成功! 義母も涙ぐみながら「〇〇ちゃんは我が家の救世主だね」と喜んでくれました。
まさかこんな大役を任されるとは夢にも思いませんでしたが、これを機に私は義実家内ヒエラルキーの上位に君臨することになりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

