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これは、筆者の友人から聞いた話です。新卒で銀行員として働き始めた友人。配属された支店には露骨に「人を見て態度を変える派遣社員」がいたそうです。友人は目の敵にされてしまい、トラブルに巻き込まれる事態に……。その打開策とは――?

人によって態度が変わる派遣Aさん

配属された支店には、派遣社員のAさんがいました。上司やベテラン社員には愛想よく受け答えするのに、立場が下だと判断した相手には視線すら向けません。新人の私が「おはようございます」と元気に挨拶しても、聞こえないふり……。

忙しい「フリ」の嫌がらせ

私が質問すると、Aさんは決まってパソコン画面から目を離さず、「今忙しいから」の一言だけ。けれど、手元をよく見ると仕事をしている様子もなく、画面は同じまま――。

電話が鳴っても基本的には取らず、ベテラン社員がそばにいるときだけ光のような速さで受電するのです。明らかに「忙しいふりをしているな」と新人の私でもわかりました。

「あの、まだですか?」の原因は……

私が窓口業務を任されるようになった頃、事件は起きました。「お客様がお急ぎなので、こちらの処理を早めにお願いします」と後方事務のAさんに書類を渡すと、いつも通り無言。私は混雑する窓口対応に追われ、処理状況を確認する余裕がありませんでした。

しばらくしてお客様から「あの、まだですか?」「急いでいると事前にお伝えしたのですが」というクレームに慌てて確認すると、なんと書類は未処理のままAさんの机に置かれていたのです!

新人たちの逆襲

その後、新人3人で話していると、「ねぇ、私も似たようなことがあったんだけど……」という声が次々と出てくるではありませんか。しかも、関与しているのは決まってAさん! 3人で相談した結果、意を決して支店長に報告することに――。

すると、すぐAさんの転勤辞令が発表! あまりに急な展開に正直少し罪悪感もありましたが、Aさんの転勤後は明らかに業務がスムーズになりました。「職場の空気ひとつで、仕事の質ってこんなに変わるんだ〜」と、実感した出来事です。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2022年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

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