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第一子を出産し、育児休暇中の私の知人・萌子さん(仮名)。夫の実家が近く、義母は何かと手助けしてくれて萌子さんも感謝していたそうです。ところが、萌子さんの復職の話が出た途端、義母から「もう保育園に預けるなんて可哀想」と否定されてしまい……その発言に隠された義母の真意とは?

育休中、義実家とのちょうどいい距離感

私は育児休暇中で、第一子の娘を育てています。義実家は家から近く、関係も良好でした。夫がいない平日でも娘を連れてふらっと遊びに行くことがあり、特別に気を張ることもなく自然な距離感で付き合っていたと思います。

義母も娘をとても可愛がってくれていて、義実家は私にとっても居心地のいい場所でした。「近くにいてくれて助かるわ」と言われることもあり、嬉しく思っていました。

復職について義母に話した日

ある日、娘が1歳になる頃に仕事に復帰する予定だと義母に話しました。すると、義母は「もう保育園に預けるの? 可哀想じゃない?」と言うのです。

私は、「今は働いているママも多いですよ」「仕事も好きだし、娘のためにも頑張って働きたいんです」と、やんわり返しました。その場ではそれで話が終わったように見えましたが、それ以降会うたびに同じような言葉をかけられるようになりました。

最初は聞き流していた私ですが、回数を重ねるうちに少しずつモヤモヤが溜まっていきました。

夫が聞いてくれた義母の本音

ある日、夫とともに義実家を訪れたときにも同じように言われました。その言葉を聞いた夫が義母に
「俺ら夫婦で決めたことだから、否定しないでほしい」「なんで何度もそう言うんだよ」とキッパリと伝えてくれたのです。

すると、空気が少し張りつめたあと、義母は言いづらそうに、「だって、仕事を始めたら、なかなか遊びに来てくれないでしょう?」と、そっと本音を口にしました。

あの言葉は、私の仕事そのものを否定していたわけではなかったようです。孫や私と過ごす時間が減ることが寂しいという気持ちが隠れていました。

言葉の裏にあった気持ちを知って

私は「週末なら遊びに来れますし、何かあったら頼らせてくださいね!」と伝えました。義母はその言葉を聞いて、少し安心したような表情を見せました。

それまで義母の言葉にモヤモヤしていましたが、働くことを反対されていたわけではなかったのだと分かり、気持ちが落ち着きました。義母は寂しさをどう伝えたらいいか分からず、同じ言葉を繰り返していただけだったのかもしれません。

そう思えた途端、義母の言動がどこか人間らしく、少し可愛く感じられるようになりました。これからも変わらず義実家へ遊びに行き、いい距離感で関係を続けていきたいと思っています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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