皆さんは元恋人と再会した経験はありますか? 別れ方によっては二度と会いたくない元恋人や、逆にもう一度会ってみたい元恋人もいるかもしれません。今回ご紹介するのは後者、もう一度会ってみたい元カレと再会した友人のエピソードです。
初めての彼氏
私には中学生の頃、初めて付き合った彼氏・Gがいました。しかし彼の転校とともに関係は終わり、それ以来会うこともなく年月は流れ、私は大人になり別の男性と結婚。Gの存在は青春の淡い思い出として心の片隅に残っていましたが、忙しい毎日の中、思い出すことはありませんでした。
フィットネスジムにて
ある日、私はダイエットを決意しジムに入会。するとそこには同世代くらいの、Gに似た雰囲気の男性が筋トレをしていたのです。彼とは会話こそないものの、次第に目が合えば軽く会釈を交わす関係になりました。
そんな折、夫が「新しく中途採用で入った〇〇がさ~」と話し始めたのです。その苗字は珍しく、まさにGのもの。ジムでよく目が合うG似の男性と、夫の職場に入った人物が同じ苗字――私は確信しました。きっと元カレGに違いない。
BBQをしながら
初夏、夫の職場で親睦会としてBBQが開催されることになり、家族も参加できると聞いて私は胸を高鳴らせました。喧嘩別れなどではなく、好き同士のまま別れてしまった初めての恋人。そんな彼との再会に向け、エステや美容院に通い、ついに迎えた当日。
しかし、BBQ会場にジムで見かける男性の姿はありません。そこに「初めまして〇〇です」と元カレの苗字で自己紹介をしてきたのは体重が100キロを優に超えているであろう大柄な男性。面影はなくとも、下の名前を尋ねるとやはりG。20年ぶりの再会は、私が思い描いていたロマンティックなものとは程遠い現実だったのです。
元カレとではなく
私が「初めまして」と自己紹介しても、Gは私が元カノだと気づくことはありませんでした。「浮気せずに済んでよかった」と自分に言い聞かせ、私は幸せな家庭を築いている――そう言いたいところです。
けれど実際には、私はジムでよく目が合う男性と絶賛不倫中。元カレとの再燃はなかったものの、心の揺らぎは別の形で現れてしまいました。いつか大きな代償を払う日が来るのかもしれない。その予感を抱えながら、私は今日も、ジムに通っています。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

