増えていく飲み会への違和感
結婚当初、夫は特に問題のない普通の人でした。しかし次第に飲み会の頻度が増え、週に2〜3回は当たり前のように朝帰りをするようになります。「接待だから」「会社の先輩に無理やり連れて行かれている」ともっともらしい言い訳をしていましたが、私の中には小さな引っかかりが残り続けていました。
変わっていく態度と距離感
時間が経つにつれ、夫からの連絡は明らかに減っていきました。朝帰りしても謝罪はなく、悪びれた様子もありません。その態度に、私は強い違和感を覚えます。何かがおかしいと思いながらも、はっきりとした証拠がないまま、不安だけが積み重なっていきました。
決定打となった意味不明な言い訳
ある日、珍しく夫から「今から帰るよ」と連絡が入ります。通常なら1時間ほどで帰宅できる距離ですが、実際に帰ってきたのは3時間後。理由を聞くと「疲れてたから絶対に電車の中では座って帰りたかった。遠回りでも座れるルートで帰ってきた」という意味不明な説明。
どんなに回り道をしても3時間はかからないことを伝えると、「座りたかったって言ってんだろ!」と逆ギレし、話をそらして怒鳴り出しました。
行動した先にあった結末
説明は支離滅裂で、質問するとキレる。その態度を見て、私は「これは黒だ」と確信します。精神的に追い詰められながらも、「このまま疑いながら生きるのは無理だ」と思い、勇気を出して探偵を雇いました。
調査の結果、夫は出会い系アプリを使い、毎週のように複数の女性と会っていたことが判明。証拠を突きつけると夫は沈黙し、その後離婚が成立しました。
嘘をつかれ続け振り回されていた生活から抜け出した今、私は子どもたちと穏やかで安心できる毎日を送っています。疑ったり落ち込んで終わるのではなく、覚悟を決めて行動したからこそ手に入れた幸せです。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:Ryoko.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

