~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~
日常の中で、説明のつかない気配を感じたことはありますか? 「気のせい」で済ませられるときもありますが、今回は違いました。家に迷い込んできた子猫を飼いはじめたことをきっかけに、筆者本人が体験した驚きのエピソードを紹介します。

庭に迷い込んできた子猫

ある日、家の庭に茶トラ柄の子猫が迷い込んできました。親猫や兄弟猫の姿はなく独りぼっち。私たち家族はみんな猫好きでしたが、これまで賃貸住まいだったので飼うのは諦めていました。
けれど、ちょうど少し前に家を購入したばかり。迷い込んできたのも何かの縁だと感じ、子猫を迎え入れることにしました。

癒しをくれる存在

保護した子猫はすぐに家に慣れ、その子に「ミイ」と名づけました。家の中はさらに賑やかになり、私たちはミイに癒される毎日を過ごすことに。

ところが、不思議な出来事が起こるようになったのです。ミイと遊んでいると、視界の端にもう一匹の猫の影が映る。しかもそれは私だけではなく、夫や息子たちも同じように感じていました。

ミイじゃない茶トラ

その気配はいつもミイのそばにあります。

ある日、次男が「ミイじゃない茶トラの猫が足元にいた」と話しました。ミイはすぐそこで眠っていたのに、少し大きめの猫が足元にすり寄ってきたというのです。その瞬間、ミイは喉を鳴らし、転げまわるほど甘えていたそう。
私たち家族は霊感が強く、これまでも何度か説明のつかない出来事を体験してきました。私と同じく不思議なものが見える次男だからこそ、ハッキリと見えたのかもしれません。

母猫の想い

次男の話を聞いて、その茶トラの影はミイの母猫だったのではないかと思わずにはいられませんでした。実際、これまで母猫が庭に現れたことは一度もないのです。
もしかすると病気や事故で命を落としたのかもしれません。そして、残された子を心配して、この家へ導いてくれたのではないか……そう考えると、胸が熱くなりました。

親子の絆は続いていく

ミイのそばに感じた気配は、恐怖ではなく、守られているような温かい安心感を与えてくれました。肉体を失っても、愛情や絆は消えることなく、姿を変えて寄り添い続けるのだと思います。私たち家族は、ミイを大切に育てながら、親子の強いつながりを感じ取っているのです。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:hiroko.S
4人を育てるママライター。20年以上、接客業に従事。離婚→シングルマザーからの再婚を経験し、ステップファミリーを築く。その経験を生かして、女性の人生の力になりたいと、ライター活動を開始。現在は、同業者や同世代の女性などにインタビューし、リアルな声を日々収集。接客業にまつわる話・結婚離婚、恋愛、スピリチュアルをテーマにコラムを執筆中。

This article is a sponsored article by
''.