「動く顔が恋しい」
米ドラマ『グッド・プレイス』などで知られる女優ジャミーラ・ジャミルが9月2日、Instagramを更新。女性たちの間に広がるボトックスについて、自身の考えをつづりました。
現在40歳のジャミーラ。周囲の女性たちも40代を迎えるなか、ある変化が気になるようになったといいます。

「ボトックスをした顔をもう見ていられない。動く顔が恋しい」
さらに、女性が眉をひそめたり、笑ったりする自然な表情が恋しいとも訴えました。
ジャミーラは、ボトックスを受ける女性を批判したり、傷つけたりすることが目的ではないとも説明。そのうえで、年齢を重ねるにつれて周囲の女性たちから個性が失われていくように感じていると明かしました。
そして、
「女性たちの顔の自由が恋しい」
としたうえで、ボトックスを「刑務所」と表現しました。
「テレビを見ていても気になる」
ジャミーラが問題視しているのは、日常生活だけではありません。
テレビを見る際にも、俳優たちの表情が以前より乏しくなったように感じ、演技に集中できないことがあるといいます。
「大好きな俳優たちがあまりにも無表情になっていることが気になって、もうテレビを見ていられない」

美容施術が当たり前のように広がっている現状について、「現実感覚を失っている」とも主張しました。
投稿にはさまざまな反応が寄せられました。
自然な表情を支持する声がある一方、「ボトックスが好き。自分で選択できるようになったのだから、その選択も尊重してほしい」と反論するコメントも。ジャミーラ自身のメイク方法を挙げ、その主張に疑問を呈する人もいました。
美容整形そのものへの批判ではない
反響を受け、ジャミーラはその後も自身の考えを発信。
9月5日には、今回の発言は美容整形そのものを否定する意図ではないと説明しています。問題視しているのは、女性が年齢を重ねた顔を受け入れにくくなるような社会的なプレッシャーだとしています。
さらに9月8日にも再びボトックスについて投稿。30歳を超えた女性俳優のボトックスが当たり前になれば、表現できる感情の幅が狭まり、いずれ視聴者が演技に不満を感じるようになるのではないかとの持論を展開しました。
年齢を重ねることと、美容施術を受けること。そのどちらを選ぶかは個人の自由ですが、ジャミーラの発言をきっかけに、女性の顔をめぐる美容基準について議論が広がっています。
Photo:Aflo

