これから式を挙げる2人に、80年連れ添った夫婦が伝えたいことがあるといいます。ひとつは、結婚する前に大きな決めごとを話し合っておくこと。もうひとつは、多くの人が信じている考え方を、96歳の妻がはっきり否定したことでした。結婚は半分ずつ分け合うもの、という考え方です。2人の始まりは、毎日の手紙でした。
戦地に届いた毎日の手紙
アメリカ中西部ミシガン州で暮らすアイリーン・バイテリーさんとゴードン・バイテリーさんが、結婚80年の記念日を迎えました。
2人はもともと、親同士が親しく、顔見知りだったといいます。関係が動き出したのは、ゴードンさんが第二次世界大戦に出征してからでした。アイリーンさんは毎日、戦地へ手紙を書きます。
1946年の夏、アイリーンさんの父が建てた家で式を挙げました。5人の息子に恵まれ、いまは孫、ひ孫の代まで家族が広がっています。
「編み合わせる」ということ
長続きの秘訣を尋ねたのは、米の地元局WOOD TV8でした。
「大きな決めごとがあるなら、結婚する前に全部話しておくこと。そこに時間をかけて」。96歳のアイリーンさんはそう答えます。
101歳のゴードンさんが続けました。
「結婚には、編み合わせる作業がたくさんあるんです。あなたは両親にこう育てられ、彼は両親に別のやり方で育てられた。それを編み合わせていくのが、とても大事」
巣箱を作る人と、色を塗る人
アイリーンさんが挙げたのは、チームとして動くことでした。ゴードンさんは2つの仕事を掛け持ちし、アイリーンさんは家庭を守ります。
その分担は、形を変えて今も続いています。ゴードンさんが巣箱を作り、アイリーンさんが色を塗るのだそうです。
日曜は教会へ行き、家族と過ごす。キャンプに出かけるのも、2人が長く楽しんできたことでした。
そして、これから結婚する人たちへ。
「結婚が50対50だなんて、誰にも言わせないで。どちらも100パーセントです」
Photo:Magnific

