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アメリカの人気歌手が飼っていた大型犬が家政婦を襲い、大けがを負わせました。この出来事は裁判へ持ち込まれ、陪審が飼い主側の責任を認め、1,290万ドル(約20億円)の損害賠償を払うよう命じました。ところが、その評決を受け入れない動きが出ています。

体重約91kgのコーカシアン・シェパードに襲われる

賠償を命じられたのは人気R&Bシンガー、クリス・ブラウン。この事故が起きたのは5年以上前、ロサンゼルス郊外にあるクリスの自宅でした。

米TMZによると、家政婦のマリア・アビラさんがゴミ出しをしていたところ、クリスが飼っていた大型犬に激しく襲われました。アビラさんは腕と顔にけがをし、数十針の縫合と皮膚移植が必要になり、今も神経の損傷で働きづらい状態だと訴えています。

ツアー収入の差し押さえも申し立て

裁判資料によると、アビラさんはクリスが判決で命じられた賠償金について、一切支払う努力をしていないと主張。彼女は自分に支払われるべき金額を差し押さえるため、クリスの財務記録を確認できるよう、裁判所に求めています。

画像: 裁判所へ向かうクリス・ブラウン

裁判所へ向かうクリス・ブラウン

クリスは現在、「The R&B」ツアーの真っ最中です。アビラさんは、ツアーなどで得られる収入や印税は自分への支払いに充てるよう要求。これはクリスに支払いを行う意思があるようには見えないためだと述べています。

クリス、評決の取り消しを求め審理へ

クリスと自身の会社ブラックピラミッド社は、評決の取り消しと裁判のやり直しを求める意向を示す通知を、ロサンゼルスで提出。審理の手続きに不備があり公正な裁判を受けられなかったことや、陪審員に不正な行為があったこと、賠償額が高すぎることなどを理由に挙げています。

この申し立てをめぐる審理は9月22日、「The R&B」ツアーのラスベガス公演とロサンゼルス公演の間に予定されています。裁判官はクリス側の主張を聞いたうえで、今後どのように手続きを進めるかを判断する見込みです。

Photo:Aflo

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