就職先を探している人にとって、思わぬ形で人生に残る選択を迫られる出来事が起きました。ある企業の採用イベントで、参加者に会社のロゴをタトゥーにする機会が用意され、その後SNSで大きな批判が巻き起こっています。
「仕事のために永久的なタトゥーを入れるのは問題ではないか」と疑問視する声が広がり、企業トップが謝罪する事態に発展しました。
「タトゥーを入れれば面接」と話題に
今回問題となったのは、米サンフランシスコを拠点とするテック系スタートアップ【LemonLime(レモンライム)】です。
同社の創業者ジョーダン・ジーツは、採用候補者が参加したパーティーでタトゥーアーティストを招き、レモンライムのロゴを入れた人には、その場で面接を行うとSNSに投稿しました。
投稿によると、実際に7人がタトゥーを入れたとされます。しかし、この内容が拡散されると、「採用希望者を会社のブランドで縛るような行為ではないか」といった批判が相次ぎました。
「判断を誤った」と創業者が謝罪
批判を受け、ジョーダンは投稿を削除したうえで、「判断を誤った」と謝罪しました。
本人は、参加者がロゴを入れるよう求められたわけではなく、タトゥーを入れなくても面接を受けられたと説明しています。一方で、タトゥーと採用を結びつけることで、応募者に心理的なプレッシャーや力関係が生まれることに気づくべきだったと認めました。
さらに、後悔している参加者については、タトゥー除去にかかる費用を負担する用意があるとも明らかにしています。
採用活動の一環として行われたユニークな企画が、思わぬ形で企業側の判断を問う騒動へと発展しました。
Photo:magnific

