Netflixのドキュメンタリー『14 Peaks: Nothing Is Impossible(ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家)』で世界的な注目を集め、Instagramのフォロワー約230万人を誇る登山家ニルマル・プルジャさんが、パキスタンで発生した雪崩事故により43歳で亡くなったことが明らかになりました。
前人未到の挑戦はNetflixで配信され、大きな反響に
事故は7月30日、パキスタン・カラコルム山脈にある標高8,047メートルのブロードピークで発生。プルジャさん率いる10人の国際遠征隊が雪崩に巻き込まれ、複数の隊員が行方不明となっていました。その後の捜索で、プルジャさんを含む隊員らの死亡が確認されました。
プルジャさんは、2019年に世界14座ある標高8,000メートル峰すべてをわずか189日で登頂し、世界記録を樹立。この前人未到の挑戦はNetflixのドキュメンタリーとして配信され、大きな反響を呼びました。

出典:nimsdai/Instagram
また、2021年にはネパール人のみで構成されたチームを率い、世界で初めて冬季のK2登頂にも成功。登山界の歴史を塗り替える数々の偉業を成し遂げ、「ニムズダイ」の愛称で世界中の登山ファンから親しまれていました。
登山界は悲しみに包まれている
プルジャさんが設立した登山会社「Elite Expeditions」は声明で、「計り知れない悲しみとともに、ニルマル・プルジャがブロードピークでの雪崩事故により亡くなったことを確認します」と発表。ともに命を落とした登山仲間やガイドへの哀悼の意も表しました。
ネパールの首相をはじめ、世界中の登山家や関係者から追悼の声が相次いでおり、登山界は偉大な挑戦者を失った悲しみに包まれています。
Photo:magnific

