そっくりな配色が問題に
問題となっているのは、オレンジ・グリーン・レッドを組み合わせたストライプ柄のスニーカーです。セブン-イレブン側は、この配色が自社のロゴカラーを連想させ、消費者に公式コラボ商品と誤解を与えるおそれがあると主張しています。
この訴訟を起こしたのは米セブン-イレブンで、テキサス州の連邦地裁で訴えを起こしました。訴えの対象となったのは、ナイキの「エアマックス95 ビッグバブル スポーツグリーン&セーフティオレンジ」というモデルです。
実際、複数の転売サイトでは、このスニーカーがコンビニ名を冠した通称で出品されており「消費者が公式コラボだと誤解している証拠」だと主張しています。
セブン-イレブンは、提訴前に問題解決に向けた協議を繰り返し試みたものの、ナイキ側が販売・宣伝を継続する姿勢を示したため、提訴に踏み切ったとしています。
訴状では、ナイキについて「セブン-イレブンの権利に対する冷淡かつ悪意ある無視」だとし、「意図的にトライカラーの商標デザインを模倣・利用して関連付けを図った」と主張しています。ただし、これは原告側の主張であり、裁判所の判断はまだ示されていません。
発売予定日は「あの日」
このスニーカーの発売予定とされていたのは7月11日。セブン-イレブンが「セブンイレブンの日」として無料でスラーピーを配布する日に合わせて発売予定でした。しかし、7月1日にセブン-イレブン側が提訴。訴訟が明らかになった時点で、ナイキの公式サイトやアプリからは商品ページが削除されています。
しかし、一部先行で出回っていたスニーカーは、StockXやGOATなど複数の転売サイトに出品されており、記事執筆時点でも「エアマックス95 ビッグバブル セブン-イレブン」等の名称で出品が続いています。
価格は400〜750ドル(約6万5000円〜12万2000円)が中心で、最高2612.13ドル(約42万4000円)の出品も確認されました。訴状によると、転売サイトを通じて少なくとも1足が購入されたとされており、セブン-イレブンは発売の差し止めに加え、商品の廃棄や今後の販売禁止を求めています。
Photo: Magnific

