生後7カ月の女児が銃で撃たれて死亡
事件は今年の6月26日、米ミズーリ州セントルイスの住宅内で起こりました。捜査当局によると、10歳の少年が住宅にあった銃を使用し、生後7カ月の女児の頭部を撃ったとされています。
この少年は第一級殺人の罪に問われたと報じられています。
銃はマットレスの下に保管されていた
銃は住宅のマットレスの下に保管されており、少年はその存在を知っていたといいます。少年は捜査員に対し、銃を自由に扱える状態にあることを把握し、以前も銃を取り出したことがあると話したと伝えられています。
子どもによる銃の暴発事件はたびたびニュースになりますが、今回のケースでは、少年が銃の場所を把握していたことや、幼児の頭部が撃たれていたことなどから、意図的に銃を取り出し発砲したという経緯を重く見て、第1級殺人罪に問われたとみられています。

少年はミズーリ州において、殺人の罪に問われた人物としては史上最年少とみられています。ただし、同州の法律では、成人と同じ刑事裁判にかけられるのは12歳以上と決まっており、この少年は、少年向けの司法手続きがなされる見通しです。
女児の父親も罪に問われる
捜査当局によると、この銃を所有し、保管していたのは女児の父親とのことです。少年が銃を自由に扱える状態にあったことなどの状況を受け、女児の父親も第二級殺人罪のほか、子どもを死亡させた第一級児童危害罪および児童の福祉を脅かした罪(2件)に問われました。
アメリカでは、家庭内の銃をめぐる事件や事故が後を絶たず、保護者の管理責任を問う動きが強まっています。幼い命を守るために何ができるのでしょうか。悲劇をこれ以上繰り返さないために、銃の安全な保管や管理がこれまで以上に求められています。
Photo:Magnific

