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家族旅行中の一家にとって、熱気球の空遊体験は特別な思い出になるはずでした。しかし、人気アクティビティである熱気球での空遊を楽しみ、それが着陸した直後、想像もしなかった事故が発生。最高の思い出が悪夢へと変わりました。

「素晴らしい体験だった。―最後の30秒までは」

恐ろしい事故が起こったのは、スチュワート・バレーにある乾湖付近。熱気球が着陸時に事故と火災が起こったとの通報が寄せられました。

海外で人気のアクティビティである熱気球体験を楽しむため、この日、熱気球に乗っていたのは米ミシシッピ州からラスベガス旅行に来ていたブラント・カイリット氏の家族を含む10名。

熱気球体験の飛行自体は順調でした。しかし連邦航空局によると、飛行後の着陸時に突風で地面にバウンドして横転。その衝撃によりガス作動装置が押されて、熱気球に引火したといいます。

カイリット氏は当時の状況を「着陸後に6-9メートルほど再び浮き上がり、その後カゴが横に倒れ『これはまずいことになる』と察した」と語っています。

その直後、彼は地面側に、家族は空中に投げ出され、なんとか気球から抜け出したときには周りが煙と火、そして血まみれだったといいます。しかも人里離れた地域では電波が届かず、自力で病院まで車を運転して向かわなければならなかったと、その壮絶な様子を語っています。

この事故により、多くの乗客が火傷や打撲などの外傷を負ったほか、カイリット氏の妻のエリザベスさんも鼻、胸骨、骨折背中、首の骨折を負い入院と大怪我を負う事態に。現在は快方に向かっています。

カイリット氏はこの日の熱気球体験について、「素晴らしい体験だった。―最後の30秒まではね」と振り返っています。

保安官は今回の事故について、「このような負傷はこれまで記憶にない」と述べていますが、熱気球は天候の影響を受けやすく、過去にも事故が報告されています。連邦航空局は今回の事故原因について調査を続けています。

Photo: Magnific

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