人気のおもちゃの危険なSNSトレンド
今回注意が呼びかけられているのは、もちもちとした感触で人気のおもちゃ「スクイーズ」。日本でも多く売られている人気のおもちゃです。

スクイーズは、柔らかい素材を握ったり押したりして感触を楽しむおもちゃですが、SNSにはスクイーズを電子レンジで温め、さらに柔らかくして遊ぶ動画が多く投稿されています。
そんなSNS投稿をマネしてスクイーズを電子レンジで加熱して遊んでいた子どもたちが重い火傷を負ったことを、スコットランドのグラスゴー王立小児病院が発表し注意喚起しました。この8ヶ月間で同様の事故で火傷を負った子供の数は6人にのぼり、中には手術や皮膚移植が必要になった子どももいたといいます。
実際にSNSには、火傷を負った体験談を子どもが語る動画や、実際に事故の瞬間を捉えた動画なども投稿されています。
高熱になったジェルが皮膚に飛び散る事故
今回事故が報告された製品にはジェルが入っており、加熱すると高温になって内部の圧力が上昇。破裂すると、熱いジェルが周囲に飛び散る危険性が指摘されています。
専門家によると、高温のジェルが皮膚に付着すると熱を持った状態が続くため、皮膚の深い部分まで傷つける恐れがあるとのことです。一般的なやけどより重症化しやすく、長期の治療や傷痕のケアが必要になる場合もあります。
重いやけどで皮膚移植も
英BBCによると、実際に火傷を負った11歳の少女は、顔の近くでスクイーズが破裂し、顔やまぶたにやけどを負いました。母親は顔に付着したものをスライムだと思い、高温のジェルが皮膚を傷つけていることにすぐには気づけなかったといいます。
また、8歳の男児は、胸と手に重いやけどを負い、数週間にわたる治療と皮膚移植を受けました。皮膚に付いた熱いジェルをタオルで拭き取ろうとしたとき、皮膚の一部まではがれてしまったといいます。
「電子レンジで加熱しないで」
グラスゴー王立小児病院は、スクイーズを決して電子レンジで加熱しないよう強く警告しています。保護者に対しても、子どもが動画を安易にマネしないよう、事故の危険性を伝えることを呼びかけました。
Photo: Magnific

