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子どもの命に関わる緊急事態では、一刻も早い救助要請が必要です。しかし今、「娘が命の危機にあるなかで、母親はすぐに通報しなかった」と検察官が主張する裁判が波紋を呼んでいます。娘の命が危機にある時、そこでは何が起こっていたのでしょうか。

母親は救急車を呼ぶ前に「たばこ」

事件が起こったのは英イングランド北部。2歳の娘が死亡したことを受け、母親とその交際相手が裁判にかけられています。検察官は、娘の命が危機にあるにもかかわらず、母親は通報より先にたばこを吸っていたと主張しています。

娘は病院へ急送されるも、翌日に死亡

娘が倒れる前日、母親と交際相手は夜遅くまで酒を飲み、大麻を吸って過ごしていたと、検察官は法廷で述べています。さらに翌朝、交際相手が自宅を離れた後、母親は即座に通報せず「幼児 出血 なぜ」と検索したり、たばこを吸うためにキッチンへ向かったりしたのです。

交際相手が家を出てから約1時間後。母親は継父に電話をし、その後駆けつけた継父に緊急通報をするよう促されます。ようやく娘は病院へ搬送されましたが、翌日未明に亡くなりました。

画像: 娘は病院へ急送されるも、翌日に死亡

娘は21箇所の骨折、2人は無罪を主張

また母親と交際相手はすぐに連絡をしなかっただけでなく、娘が命の危機に陥った原因についても追求されています。

検察官は、娘が数週間にわたる虐待の末に重度の頭部外傷を負ったと主張。検視の結果、娘は体全体で21カ所を骨折しており、全身あざだらけだったといいます。直接の死因は重度の頭部外傷でした。

以前、娘の脚に骨折が見つかったこともあり、その際に母親は病院に連れて行き、「ベビーベッドの柵の間に脚を突っ込んだ」と説明。検察官は、この骨折についても「今回の頭部の怪我と同様に、決して事故などではなかった」と主張しています。

裁判はまだ続いており、母親と交際相手は殺人罪、性的暴行罪、児童虐待罪などの罪に問われていますが、全ての罪において無罪を主張しています。

photo: Magnific

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