今回の件は、単なる“薬物所持”ではなく、「違法にケタミンを投与し、死亡につながった」とされる重大事件として扱われています。
マシュー・ペリーは何で亡くなった?

マシューは2023年10月、自宅ジャグジーで死亡しているのが発見されました。検視では、死因は「ケタミンの急性作用による事故死」と判断されています。
ケタミンは本来、麻酔薬として使用される薬物で、近年はうつ病治療などにも使われています。マシュー自身も合法的なケタミン治療を受けていましたが、その後、より強い量を違法ルートで入手していたとされています。
アシスタントは何をした?
複数の海外メディアや裁判資料によると、イワマサ被告は医療資格を持たないにもかかわらず、マシューに繰り返しケタミンを注射。死亡当日も投与していたとされています。
さらに検察側は、死亡前の数日間には「1日8回近く注射していた」と指摘。イワマサ被告は2024年に罪を認めており、「ケタミンの違法配布に関与し、死につながった罪」で有罪となっていました。
“ケタミン・クイーン”など5人が起訴
この事件では、イワマサ被告だけでなく、医師や薬物仲介人など計5人が起訴されています。特に注目を集めたのが、“Ketamine Queen(ケタミン・クイーン)”と呼ばれた薬物ディーラー、ジャスヴィーン・サンガ被告。検察は、彼女がマシューに致死量となったケタミンを供給した主犯格の1人だと主張していました。
サンガ被告にはすでに禁錮15年の判決が下されています。また、関与した医師サルバドール・プラセンシア被告は禁錮30か月、別の医師マーク・チャベス被告は自宅軟禁8か月の判決を受けています。
裁判では、マシューの家族による“被害者陳述”も注目されました。複数報道によると、家族はイワマサ被告について、「信頼を裏切った」「彼を守る立場だったのに、依存を助長した」と強く非難。
特に、マシューの妹は「彼をジャグジーに残したまま去った」と涙ながらに訴えたと報じられています。
マシューは『フレンズ』で世界的人気を獲得した一方、長年アルコールや薬物依存と闘ってきたことを公表していました。2022年には自伝も出版し、自身の依存症との闘いを赤裸々に語っていました。
今回の事件は、ハリウッドにおける薬物問題や、“スターを取り巻く人間関係”の危うさを改めて浮き彫りにしたとして、海外でも大きな波紋を呼んでいます。
Photo:Aflo

