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「可愛くなりたい」。そんな思いから始めた美容施術が、やがて“自分を失う感覚”につながっていた。26歳の人気インフルエンサーによる赤裸々な告白が、大きな反響を呼んでいます。

彼女はこれまでに、豊胸インプラント、頬のフィラー、白く整った歯に見せる“貼り付けタイプ”の審美歯科治療「ベニア」、タトゥー風のそばかす、眉や唇の施術などを経験。しかし現在は、それらを“元に戻す”作業を進めているといいます。

18歳から美容施術を開始

今回話題となっているのは、オーストラリア・シドニー出身のティリー・ウィットフェルドさん。人気リアリティ番組『ビッグ・ブラザー』に出演し、Instagramでも13万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして知られています。

画像: 出典:Tilly Whitfeld / Instagram

出典:Tilly Whitfeld / Instagram

米People誌によると、ティリーさんが初めて美容施術を受けたのは18歳の頃。14歳のときに歯科医からベニアを勧められたこともあったといいます。

その後、若くしてリアリティ番組に出演したことで、顔や体について多くの批判にさらされ、「根深いコンプレックスが生まれた」と語っています。

豊胸インプラントで体調不良に

ティリーさんが過去の選択を後悔する大きな転機になったのが、豊胸インプラントだったそうです。

本人はPeople誌に対し、豊胸インプラントによって「とても体調が悪くなった」と告白。その後、自分の体にしてきたことの影響を調べるようになり、タトゥー除去やフィラーの溶解、豊胸インプラントを取り出す手術の予約へと進んだと明かしました。

海外では近年、“ブレスト・インプラント・イルネス(BII)”と呼ばれる、豊胸インプラント後の慢性的な体調不良を訴えるケースも話題に。医学的には議論が続いているものの、倦怠感や不安感、体のだるさなどを訴える人もいます。

「自分を好きになるため」に選んだはずが

ティリーさんは、当時の自分について「社会が求める完璧な姿は常に変わっていく」と語り、その時々の“次に良いもの”に飛びついていたと振り返っています。

しかし現在は、より永久的な施術については、できる限り元に戻そうとしているとのこと。ただし、すべてが簡単に戻るわけではありません。タトゥー除去には長い時間がかかり、注入したフィラーが想定とは違う位置に広がってしまったり、ベニアは元に戻せないとも明かしています。

“整形を戻す”時代へ

SNSでは、ティリーさんの告白に対し、「正直に話してくれてありがとう」「若い人への大事なメッセージ」「自分を大切にしてほしい」といった声が寄せられています。

彼女は「自分の行動には結果が伴う。いつか体が何らかの形で代償を払う」ともコメント。さらに、「唯一無二の体と顔ほど美しいものはない」と、若い世代へメッセージを送っています。

“盛る美容”から、“戻す美容”へ。美容トレンドの裏側で、価値観の変化が静かに広がっているようです。

Photo:Aflo

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