バルーンシルエットの袖が今年らしいトレンチ
バルーンシルエットになった袖が特徴的なガニーのトレンチコートを着こなしたのは、英国の雑誌「Tank」のファウンダー、キャロライン・イッサ。オーガニックコットンにボンディング加工を施したハリのある素材が、モード感を引き立てる一枚です。遊び心のある2段ベルトは高めの位置に施されているので、脚長効果も期待できそう。
アレンジ自在なハーフスリーブトレンチで個性を発揮
昼夜の温度差が激しい季節の変わり目は、カジュアルなムードが高まるハーフスリーブトレンチにも注目したい。気温が上がる日中はそのままで、夜は彼女のようにロンググローブをオンしておしゃれと温度調整を両立することも可能。素足にレディなパンプスを合わせれば、洗練されたオフィスルックにもピッタリです。
スリットデザインが軽やかな変形トレンチ
ベージュのトレンチとデニムのオーセンティックな組み合わせでスタイリングした彼女。正統派なイメージが強いトレンチですが、裾にスリットが施されたデザインなら、動きが出て、着崩しやすさと同時にコーディネートを格上げしてくれます。ゆったりとしたオーバーサイズも旬なスタイリングを手助け。赤いバッグや首元に巻いたスカーフなど、アクセントを加えることで、周りと差をつけて。
新たなニュートラルカラー、バターイエローのトレンチ
今春は、ベーシックカラー以外のトレンチが豊富にラインナップされ、ベールピンクやペールグリーンなどが登場しています。その中でも、注目カラーとして浮上したのが都会的でどこか優しい雰囲気のバターイエロー。彼女のように引き締め効果のあるブラックボトムやブラック小物と合わせることで、モードな雰囲気へと昇華。
2025年春のトレンチコートは、シンプルで洗練されたデザインから、個性的なディテールが光るものまで多彩なバリエーションが登場。中でもハーフスリーブやショート丈、変形デザインといった軽やかなものが人気を集めています。オンオフ両方で活躍するトレンチコートを見つけて、春のおしゃれを楽しんで。
Senior Writer：Aco.H
