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今回は、親戚の早紀さん(仮名)から聞いた不思議な体験をご紹介します。ある日、普段なら一人で下校する息子を、その日だけ迎えに行きたくなったそうです。あとから思えば、その“悪い予感”は当たっていたのかもしれません……

理由のない胸騒ぎ

息子が小学2年生だった頃の話です。いつもなら、学校から一人で帰ってくるので、迎えに行くことはありませんでした。ところが、その日の朝だけは違いました。「今日は迎えに行ったほうがいい気がする」そんな思いが、何度も頭をよぎるのです。

もちろん、何か特別な予定があったわけではありません。息子の様子も普段どおりでした。「考えすぎかな。少し過保護かもしれない」そう自分に言い聞かせ、一度はその考えを打ち消しました。

気持ちは最後まで変わらなかった

昼になっても、その気持ちは消えませんでした。家事をしていても、時計を見るたびに「やっぱり迎えに行こう」という思いが戻ってきます。結局、洗い物を途中までにして家を出ました。

校門で待っていると、息子は私の顔を見るなり目を丸くして、「えっ、なんで来たの?」と驚いた表情を見せました。「今日は一緒に帰ろう」そう声をかけると、不思議そうにしながらも、息子は隣を歩き始めました。他愛のない話をしながら歩いた帰り道は、ごく普通の時間でした。

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