友人のあきちゃん(仮名)の実体験です。夫のからかうような一言から始まった夫婦のやり取りが、思わぬ展開を迎えることになりました。子どものまっすぐな言葉に、大人がタジタジになったエピソードです。

まさかの息子参戦

すると、そのやり取りを近くで聞いていた6歳の息子が真顔で「パパ、そういうこと言ったらダメなんだよ」と反応しました。夫が「なんで?」と聞くと、息子は「だってママ悲しい気持ちになるじゃん」と即答。

夫は苦笑いしながら「でも冗談で言っただけだよ?」と返しましたが、息子の勢いは止まりませんでした。

正論ラッシュが止まらない

さらに息子は「自分が同じようなこと言われたら嫌じゃないの?」と追撃。そのうえ、「幼稚園でも『人が嫌な気持ちになることは言わない』『お友達にも優しい言葉を使おうね』って教えてもらったよ」と続けました。

あまりにも見事な正論の畳みかけに、夫は完全に言葉を失ってしまいます。私は横で吹き出しそうになるのを必死にこらえていました。

最後は完全敗北

そして息子は最後に、「ママはかわいいのにね」とさらりと一言。その瞬間、夫は完全に勝負ありだったようで、「はい、すみませんでした。反省します」と頭を下げるしかありませんでした。その後、夫は「もう人の体型のことは言わない」と宣言。

今では夫が余計なことを言いそうになるたびに、家族から「パパ、それ幼稚園で習わなかったの?」とツッコまれるのが定番になっています。子どものまっすぐな言葉が、大人に、当たり前だけれど大切なことを思い出させてくれた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。