育休から復帰した先輩社員の働き方に、最初は「大変そう」と感じていた友人。しかしある出来事をきっかけに、その印象は大きく変わったそうです。今回は友人から聞いた「子育て中のママの働き方」について考えさせられるエピソードをご紹介します。

限られた時間だからこそ

私の職場には、育休から復帰した先輩社員の佐藤さん(仮名)がいました。佐藤さんは時短勤務で、子どものお迎えがあるため、毎日15時30分になると退勤します。さらに、お子さんはまだ小さく体も弱いため、急なお迎え要請で早退することもしばしば。

周囲は「大変そうだな」と思いつつも、仕事のしわ寄せを心配する声も決してなくはありませんでした。

耳に入った心ない一言

佐藤さんは、いわゆる“仕事ができるタイプ”。「時間がないからこそ、優先順位を決めてやるしかないんだよね」そう言いながら、驚くほど効率よく仕事をこなしていました。必要なことを見極めて淡々と処理していく。その姿は、“プロフェッショナル”そのものでした。

そんなある日、佐藤さんの同僚である山田さん(仮名)が「いいなー、時短の人は早く帰れて羨ましい。最終的に仕事を周りに振って帰れるからラクだよね。私も早く帰りたい」と愚痴をぽつり。

山田さんは普段から遅くまで残って頑張ってるタイプでしたが、愚痴も多い人でした。佐藤さんはその言葉にモヤッとしたものの、「波風を立てたくない」という思いから、何も言い返しませんでした。