結婚相手との出会い方は人それぞれ。最近ではマッチングアプリで出会い、結婚するカップルもたくさんいます。しかし、アプリでの出会いでとんでもない体験をすることも。今回は、私のお客様のエピソードをご紹介します。

マッチングアプリでの婚活

数年前、私は結婚相談所に登録してみたものの、なかなか良い縁に恵まれず、思い切ってマッチングアプリに挑戦することにしました。

軽い出会いを求める人が多い中、映画鑑賞という共通の趣味で会話が盛り上がった男性が一人。やり取りを重ねるうちに、実際に会うことになりました。

初めてのデート

当日、彼は写真と印象が少し違ったのですが、許容範囲だと感じた私はそのままカフェで会話を楽しみ、映画館へ向かいました。

チケット代は割り勘でしたが、彼は大きなポップコーンを2つ購入し、1つを私に差し出してくれました。お礼を言い、席に着くと程なくして上映開始。

映画に集中していたものの、ふと自分のポップコーンの減りが異様に早いことに気づきました。普段は映画に集中するため飲食しない派の私にとって、ポップコーンを食べながらの鑑賞は初めて。こんなものかと思い直し、再びスクリーンに目を向けました。

暗闇から伸びる手

しかししばらくすると、暗闇から伸びる手に気づきました。彼が自分の分を食べ終え、私のポップコーンに手を伸ばしていたのです。無言で食べられることに驚きつつも、言葉を飲み込みました。

さらに驚くことに、なんと反対側からもポップコーンを食べる手が。見知らぬ女性がスクリーンに釘付けになりながら、私のポップコーンを口に運んでいたのです。両サイドから食べられるポップコーン。私は映画に集中できないまま上映が終わりました。

手の正体

映画後、彼は楽しそうに「結婚を前提に付き合ってほしい」と告げてきました。私が「まだ早すぎませんか」とやんわり断ると、見知らぬ女性が突然「あなたは合格!」と言ってきたのです。