毎日バタバタな子育て
私には、0歳と2歳の子どもがいます。毎日ふたりのお世話に追われていて、日中はなかなか自分の時間が取れません。
特に大変なのがトイレです。赤ちゃんが泣き出したり、2歳の子が「ママ〜!」と追いかけてきたりして、ゆっくり入れることはほとんどありませんでした。
ひそかに募るモヤモヤ
そんな中、以前から少しモヤモヤしていたことがあります。それは、夫の『長すぎるトイレ時間』です。私が家にいると安心するのか、夫はスマホを持ち込んでなかなか戻ってきません。10分、15分は当たり前で、どうやらSNSや動画を見ながらのんびりしているようでした。
私は(いいよね、ひとりで静かに座れて……)と思いつつも、毎回注意するほどでもなく、半分諦めていたのです。
義姉一家の訪問中も……
そんなある日、義姉一家がわが家に遊びに来たときのことです。みんなで話している最中、夫がいつものように「ちょっとトイレ〜」と席を立ちました。そしてなかなか戻ってきません。
義姉が「え? 遅くない?」とポツリ。私は苦笑いしながら、「まぁ……いつもこのくらいです」と返しました。
義姉の鋭いツッコミ
数分後、ようやく夫が何事もなかったように戻ってきました。「え、大丈夫? 体調悪いの?」と心配する義姉に、夫は「いや、別に?」とキョトンとしています。するとその瞬間……
「じゃあ、あんた遅すぎ!」と義姉から鋭いツッコミが飛んできました。そして「子どもが小さい時なんて、トイレは急いで済ませるのが普通なんだよ!」と続けます。最後には「あんた、1日で『映画1本分』くらいトイレこもってるんじゃない!?」とズバッ。
予想外のフレーズにその場は大爆笑。夫は「映画1本は盛りすぎ!」と否定しながらも、かなりタジタジになっていました。
あの日から変わったこと
そのやり取り以来、夫のトイレにかける時間は随分と短くなりました。どうやら、義姉の鋭いひと言がかなり効いたようです。
今でも、夫が少し長くトイレに入っていると、私はつい『映画1本分』という言葉を思い出して笑ってしまいます。あの日の義姉のツッコミは、わが家ではすっかり定番のネタになりました。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。