義家族との久しぶりの再会
息子が3歳の頃、義家族が我が家に遊びに来ました。義家族は遠方に住んでいるため、久しぶりの再会。夫はよほど嬉しかったのか、張り切って観光客に人気のレストランを予約しました。
しかし、夫が予約したのは「景色がいい」という理由でテラス席。この時は1月で、ストーブが用意されていたとはいえ、なかなかの寒さでした。
息子が水をこぼすハプニング
食事を待っていると、ハプニングが。息子がコップのお水を派手にこぼしてしまい、隣にいた夫のズボンがびしょ濡れになりました。「え〜! 俺びしょ濡れじゃん。寒っ!」と、夫は途端に不機嫌になり、息子を責めました。
驚いた息子は泣き出します。私はすぐに「息子くんは悪くないからね!」「パパがちゃんと見ててあげないと」とフォローしました。横にいた義母も「子供がしたことは親の責任よ」と同調。
すると夫は「なんで俺が怒られてんの? 」と逆ギレし、席を立ってどこかに行ってしまいました。
子供のようにスネる夫
どこに行ったのか見渡していると、夫はわざわざこちらから見えるベンチに足を組んで座ってスマホをいじっていました。いかにも「拗ねてます」アピール。
以前から夫は気に入らないことがあるとスネることはありましたが、ここまでの幼稚な行動は初めてで私も正直驚いてしまいました。見かねた義母が夫のところに行って声をかけ、しばらくすると席に戻ってきました。
ただ、私が一番気になっていたのは、夫に責められた息子のこと。せっかくの楽しい食事が嫌な思い出にならないといいなと思っていました。
「大人」な対応の息子
するとさっきまで泣いていた息子は、夫に対しニコッと笑って「パパ、僕もう泣いてないよ。大丈夫だからね」とまさかの夫を気遣う発言。夫は自分の行動が恥ずかしくなったのか、何も言えずにうなずくだけでした。
私と義母はその状況に笑いをこらえるのに必死。夫より3歳の息子のほうがよほど「大人」の対応でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。