家事を舐める夫
私の夫は、普段まったく家事をしないのに、口だけは一人前に出すタイプです。
ある日、私が山積みの洗濯物を苦労して畳んでいると、夫は「洗濯なんて洗濯機がやってるんだから、ボタン押すだけでしょ。何がそんなに大変なの?」と、名もなき家事の苦労を完全に舐め切った発言をしてきました。
妻のストライキと、洗濯機の中の悲劇
毎日汗水垂らして家事と仕事を両立しているのに、あまりの言い草に腹が立った私。「そんなに簡単だと言うなら、今週から自分の服は全部自分でやってね」とキッパリ宣言し、夫の分の洗濯をストライキしました。
すると夫は「余裕だね」と鼻で笑い、週末に自分の服をまとめて洗濯機へ。ところが、洗うところまでは良かったものの、なんと干すのを面倒くさがって、一晩中濡れたままの洗濯物を洗濯槽の中に放置してしまったのです。
シワシワの生乾きシャツで出社した結果…
翌朝、洗濯機の中の惨状に気づいた夫は、慌ててシワシワのまま急いで乾かし、生乾きのシャツを着て意気揚々と出社していきました。私は「あーあ、知らないぞ」と呆れながら見送りました。
そしてその日の夕方。いつもは偉そうな夫が、なぜかこの世の終わりのようなひどく落ち込んだ顔をして帰宅したのです。
若手女子社員からの「容赦ない一撃」に激しく反省!
理由を聞くと、会社で隣の席に座っている若手女性社員(20代女性)から、「〇〇さん、今日すごく生乾きの雑巾みたいなニオイがします。柔軟剤変えました?」と真顔で指摘されてしまったとのこと。若い女性からの容赦ないド正論ストレートに、夫のプライドは粉々に砕け散りました。
「洗濯は、すぐに干すタイミングとシワ伸ばしが命」というメソッドを身をもって学んだ夫は激しく落ち込み、翌日から私の毎日の洗濯に深く感謝するようになりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:北山 奈緒
企業で経理・総務として勤務。育休をきっかけに、女性のライフステージと社会生活のバランスに興味関心を持ち、ライター活動を開始。スポーツ、育児、ライフスタイルが得意テーマ。