ありがたかったはずのお下がり
私には、幼稚園に通う子供がいます。あるとき、幼稚園で知り合ったひとつ上の学年のママ友から、「サイズアウトした服があるから、よかったら使ってね」と声をかけてもらったのをきっかけに、お下がりをもらうようになりました。
まだまだ着られそうな可愛いワンピースやトップスばかりで、最初は純粋に「助かるなぁ」とありがたく受け取っていました。
なんとなく感じる「着てね」の圧
「あのワンピース着せた?」「〇〇ちゃんに似合うと思うんだよね」そんなふうに、さりげなく話題に出るお下がりの服。もちろん悪気がないのはわかっているのですが、なんとなく「着せたほうがいいのかな」と感じる場面が増えていきました。
とはいえ、幼稚園児ともなると娘にもこだわりが出てきてしまい…….。「それは着たくない」「今日はそんな気分じゃない」こちらの思い通りにはいかない日も多く、なかなかタイミングが合いませんでした。
思わぬところから聞いた本音
そんなある日、別のママ友から「おさがりだから、あまり着せたくないのかな」って気にしてるみたいと聞き、焦りが込み上げてきました。
変に誤解されたままになるのは嫌で、思い切って本人に事情を伝えることに。娘のこだわりでなかなか着られていないこと、でも本当はありがたく思っていること。正直に話すと、ママ友も「そうだったんだ」とホッとしたように笑ってくれました。
思いがけない形での活用法
その流れで、「実はこんな使い方してもいいかな?」と相談したのが、犬用の洋服へのリメイクでした。お下がりをアレンジして、我が家のワンコ用の服にするというアイデアです。
ママ友も快くOKしてくれて、実際に完成した服を着せた犬の写真を送ると、「え、すごい! かわいい!」と、とても喜んでくれました。お下がりの服をムダにすることなく、有効活用できて一件落着です!
【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。