妊娠してから喧嘩が増えた理由
私たち夫婦は、何度も話し合い、長年にわたる不妊治療の末に妊娠! 望んで授かった命のはずなのに、妊娠中から育児が始まるにつれて、夫婦喧嘩が増えていきました。
振り返ると、不妊治療の頃から薄々感じていた違和感が……。それは夫のどこか他人事で「妊娠・出産・育児は妻の仕事」という視点でした。
決まり文句のようなモラハラ発言
喧嘩になると決まって「俺も頑張ってるし、稼いでるじゃん」で、話し合いは終了。私は評価してほしいわけでも、比べたいわけでもありません。ただ、「同じ当事者として」向き合ってほしかったのです。
でも私の言葉は届かず、家庭内には冷たい空気が流れるようになっていきました。「私はなんでこの人と結婚したんだろう……」
ママ友からの意外なアドバイス
ママ友に相談すると、「実はうちも同じだったけど、あるYouTubeを見せたら少し変わったんだよね」と、思いがけないアドバイスが返ってきました。そのYouTubeの発信者は男性で、テーマは「結婚に失敗する人の共通点」。
「本当は同じ男性としてかばいたいんだけど……」という前置きから始まり、「稼いでいれば夫として満点だと思っている男性は多い。俺もその一人だった」「今こそ改めないと家庭崩壊する」「妻と俺らの考え方は脳の構造から違うんだ!」など、理論的で興味深いものでした。
1本の動画が変えた
さっそくその動画のリンクを夫に送信。「責めたいわけじゃないの。ちゃんと話し合いたいから、まず見てほしい」と添えて。
しばらくして、夫から「そういうことだったのか」「俺も悪かった」とまさかの素直に納得! すべてが解決したわけではありませんが、家庭内の空気は少しずつ和らいでいます。そして 、話を聞いた知り合いのママ友内ではこの動画が大流行!
妻があれこれ訴えるより、男性が実体験を交えて語る言葉のほうが届くのかもしれない、と思った出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。