正直、憂鬱な夫の実家への帰省
夫の実家は遠方のため、一度帰れば数日はお泊まりコース。義母のペースに合わせた家事・親戚への気遣い・慣れない環境での子どもの世話……気づけばあっという間に一日が終わり、体も心もクタクタです。
一方で、夫を含む男性陣はコタツでぬくぬくとくつろぐ毎日が定番。「私は台所と居間を行ったり来たりと、ずっとバタバタなのに――」
どんどん溜まる夫への不満
「私だってフルタイムで働いてるのに、お泊まり帰省じゃ疲れが取れないの」「せめてホテル宿泊にしてほしい」「もう少し、あなたも手伝って」何度も夫には自分の正直な気持ちを伝えてきました。けれど、返事は決まって「そうだね〜」と流されて終了……。
「やっぱり母さんの味が一番だよな〜」にブチギレ!
そんなある帰省中、忙しく動く私の横で夫が言いました。「あー、やっぱり母さんの味噌汁が一番だなぁ」「お雑煮の味も、そうそう、これだよな」
その瞬間、私の中で「何かがプツン」と切れたのです――。「そんなにお義母さんの味が好きなら、お正月くらい思う存分堪能したら?」夫は一瞬きょとんとして、「え、どういう意味?」と焦った声。
「いや、別に悪気はなくてさ……」慌ててフォローを始める夫に、私は静かに続けました。「私は今度からホテルに泊まるね。あなたは実家で、ゴロゴロしながらお正月を過ごせばいいよ」「え? それって……ねぇ、待って!」夫を横目に、私は自分の気持ちを優先すると決めたのでした。
新しい我が家のお正月スタイルの幕開け
それから我が家のお正月は変わりました。もちろん家族みんなで帰省して挨拶はしますが、その後は私だけホテルステイを堪能!「お正月は自分自身をたくさん労る時間にする」と切り替えたことで、帰省がむしろワクワクに。
外でも働いて、家でも頑張って一一。「じゃあ私は、いつ休めばいいの?」そんな風に感じたことがある方に、ぜひおすすめしたいお正月スタイルです!
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。